“ぎ”“ご”と“しょく”の戦い

三国志を舞台にした“レッドクリフ(赤壁)”が大ヒット上映中ですが
それとは異なる“葛藤”で悪しからず、です。

宿泊業として
どうしても“使い捨て”からは脱却しにくい三大(厄介)モノ。

歯ブラシ』『石鹸』『かみそり

当館でも“持参”という形で
メンバーズ会員さんや一部サイトでご協力いただけることはあっても
大勢の中にあってはごく一部でしかありません。

固形石鹸だけは全室液体ポンプ式に変更し
希望される方には別途お渡ししていますが
問題は歯ブラシとかみそり。

かみそりに関しては
刃の部分は難しいにしても
現在の仕様と比べて使用感が落ちることなく
柄の部分が少しでも環境負荷の低いものを探していました。

探せばあるもので
石化製品ではなくトウモロコシを原料とするものが
副都心で★★★★の高級ホテルさんにありました。

そこからメーカーさんを手繰り寄せると、ナントそれは岐阜県内の大手有名メーカー。
それもそのはず、岐阜県関の刃物は全国に名を馳せていますから。

某ホテルさんのスペックは「首振りの二枚刃」。
これなら性能も十分と当館の男性陣も太鼓判を押してくれたので
勢い勇んで問合せをしたのですが。。。。。

「このタイプはホテルさんとの包括契約で他社さんへは供給できないんです。」
との残念なお答え。
「首固定の一枚刃タイプならば」と仰っていただいたのですが
それでは使い心地が悪くなり
お客様の満足度は下がってしまいます。

歯ブラシについても焼却、埋土可能な特殊な固紙を使用したものを見つけたのですが
ECO商品という部分のみが強調されているようで
既存の“使い心地のよい”商品と比べると見劣りがしてしまいます。

環境への“義”務と
使用“後”の配慮に勝たせてあげたいのですが
今回のカミソリを巡る戦いも“触”感に軍配を挙げざるを得ませんでした。

どなたか“ぎ”“ご”連合に有益な情報をお持ちの方がいらっしゃれば
是非ご一報下さいませ。


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