鮎の季節になりました

宮川下流の鮎が解禁してからはや1週間。
雨の日も多かったのですが 梅雨の晴れ間にたくさんお釣り人を見かけ改めて夏だなぁと感じる今日この頃です。

 

鮎は綺麗な水を好むことから「清流の女王」と言われるのですが天然の鮎の寿命は1年と短いことから、「年魚」とも呼ばれる魚です。

 

鮎は秋に川の下流で産卵し、孵化した稚魚は川と海が交わる河口付近で冬を越します。
春になると遡上しはじめ、上流へとたどり着くのは夏ごろ。河川の石についた緑色の藻(も)を食べながら、若鮎から成魚へと成長していき、食糧の藻が少なくなる秋になると川を下って産卵し、命を終えます。

 

よく「解禁になりました!」とお知らせしますが 資源保護のため、鮎釣りには禁漁期があります。

天然の鮎釣りが解禁されるのは当館の近くである飛騨市宮川下流では7月~10月頃。「若鮎」と呼ばれるのは7月頃に獲れる鮎のことです。
その後8〜9月頃に獲れる「成魚」は香り高く、脂がしっかりとのっているのが特徴。
9月中旬から10月にかけては子をたくさん持った落ち鮎をお楽しみいただけます。

 

鮎は育った土地に育つ藻によって香りに違いがでるため、いつか産地ごとに食べ比べて見たいものです。

当館でも鮎を堪能するプランをご用意しております。
季節限定の飛騨の鮎をお楽しみ下さい