新米を神棚にささげて

「新米炊いた?」
10月にはいるとこんな挨拶が交わされます。

新米は水分が多いので 水加減に気をつけて炊かなければいけませんが
あの透き通った炊き上がりや あの香りは新米ならではですよね。

10月中旬には 豊穣への感謝をこめて
伊勢神宮では神嘗祭が執り行われます。
伊勢神宮の一年中で最も大切な祭典といわれ
外宮、内宮に続き 109の社で行われるそうです。

古来より稲には稲魂という生命源が宿るという信仰があり
稲そのものを神とあがめ 
神が新米を嘗める(食べる)ことで 
神の力がより増すと信じられてきました。

新米を神に供え その恵みに感謝し
今年も美味しいお米を頂きます。

当館ではこの季節限定で
『はざ干し新米とA5等級飛騨牛ミニステーキプラン』をご用意しています。

はざ干し米は稲刈り後何日もかけてゆっくりと乾燥させることで
茎に残った旨みを米一粒一粒に行き届かせ 
さらに美味しいお米に仕上げてくれます。

また 大変手間がかかるのでたくさん作ることが難しく
量が限られているのです。

今年も美味しい新米を食べて 力を頂き頑張りましょう。

はざ干し.jpg

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