むせかえるほどの香りに包まれて

高山市清見町三日町の「ひだ清見ラベンダー公園」で、
早咲きのラベンダーが満開です。
見ごろを迎えているのは早咲きのハイデコートブルー(約1000株)と
オオムラサキ(約2000株)。
むせかえるほどの香りの中 小さな紫色の花が一面に咲き誇っています。

ラベンダーはシソ科の多年草ですが草ではなく樹木の一種。
学名のラベンヂュラはラテン語で「洗う」を意味する言葉で 
その名のとおり 心身が洗われるような清楚な香りを放ちます。

日本に初めてラベンダーの種子が持ち込まれたのは北海道。
富良野のラベンダー畑が有名ですが
清見のラベンダーもこの北海道がきっかけだったそうです。

約30年ほど前、飛騨牛を育てている畜産農家が北海道を訪れた際、
気候が似ていることから苗を持ち帰ったのが始まりで
今では約7500平米の園内に、早咲きから遅咲きまで
3種のラベンダーが約7500株も植えられています。 

ラベンダーは、みなさんよくご存知のように
抗菌作用、鎮静作用、食欲増進、不眠症の改善、ストレス解消など、
様々な効能を持ったハーブです。
花姿も美しいので、花器に飾って目でもリラックスできますよね。

すこし贅沢にハーブバスなんて如何ですか。
ゆっくりお風呂に身を沈めたあとは
ラベンダーの香りが心地よい眠りをもたらしてくれるはずです。

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