言霊

午前中ちらついていた雪もすっかり上がり
潤いのある里山が きらきらと光っています。

うららかな春の陽光が降り注ぐ中 春の草木たちの芽吹きは
真っ白な雪の下で うずうずと動き出していることでしょう。

今日はとても素敵な言葉の意味を教えていただきました。

3月は弥生(やよい)といますが 
この呼び名は「いやおい」という言葉が変化したものだそうです。
「いや(弥)」は「ますます」とか「いよいよ」という意味、
「おい」は「生い出づ(おひいづ)」という語源で
生まれるとか、育つということ、

ゆえに 弥生は 私達が日々感じる春の実感が
そのまま言葉となっている季語なのです。

日本人ならではの言葉の感性、いつまでも大切にしたいものです。

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