飛騨のものづくり

遠くさかのぼれば平安の昔から
飛騨地方には「飛騨の匠」の伝統技術が脈々と受け継がれています。

ここ飛騨の地で ものづくりに見せられ
製作に励む木工作家たちによる『飛騨の工房巡り2010』が
6日から3日間開催されます。

今回は一つの場所でのコレクションではなく
ものが生まれる場所へと足を運んでいただき 
作り手と使い手が楽しく時間を共有できる、そんなイベント。

当館から近いところでは

河合町稲越の「北々工房」さん
関東や関西の百貨店で展示会や個展を行っていらっしゃいます。

古川町太江 「Kino Workshop」さん
静かな谷あいの住居兼工房で夫婦二人で家具や生活道具を作っていらっしゃいます。

古川町朝開町の「家具工房 正」さん
こだわりの注文家具を製作していらっしゃいます。
当館から徒歩3分の「ギャラリー飛騨コレクション」には正さんの作品を中心に
こだわりの作家たちの作品が展示販売されています。

国府町瓜巣の「白百合工房」さん
いつかのブログにも紹介しましたが 私の同級生が主催の工房です。
素朴な木のおもちゃから家具まで色んなものを作っています。

まだまだ高山市街や清見町、一之宮町、朝日町などなど
15の工房がアトリエを解放しています。

普段、なかなか見ることの出来ない作品作りの工程や
その暮らしぶりに触れることで
作家たちの命を吹き込んだ作品たちへの思い、
さらには 木工作品だけにとどまらず 
あらゆるものへの愛着につながるきっかけになればと
願っています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です