飛騨の夏の雫

その名も桃源郷と名付けられた市内の黒内高原。
当館から車で10分程度の緩やかな山裾といった感のある
飛騨市の“果樹地帯”。

その中核をなす黒内果樹園
夏の“飛騨桃”と秋の“飛騨林檎”をたわわに実らす協業組合さん。

平地よりひと月ほど遅く大地の恵味を享受するこの辺りでは
例年はお盆に入る頃から“飛騨桃”のもぎ頃を迎えます。

そんな暦で甘香を想い、昼日中の暑い最中
次女のサッカーの練習(グランパスさんとの練習試合)を拝見しがてら
『今季の甘果の出来具合』を確かめるべくお邪魔してきました。

DSC01262.JPG

着物姿で桃畑へ車を乗りつけたものですから
暑さもひとしおだったのですが
「今年のこの日中の暑さが果実には最高なんやよ。」
という布俣(ぬのまた)のおばちゃんの一声とともに
早速ガブリと試食!

「納得!納得!恐れ入りました。」という感じ。

一般的にも一日の気温の変化が激しく、暑い年は“良作”
と云われますが実践まさにその通り。

DSC01268.JPG

これならば自信を持って
【期間限定】の“おもたせ”やら“お土産”としてご利用いただけます。

DSC01269.JPG

概ね“走り”を好む私たち日本人ですが
お盆を過ぎ、かつ8月一杯は十分に楽しめる飛騨の桃。
食欲不振対策と水分補給にもってこい!ではないでしょうか。

ちなみに果樹園脇にある選果場では『産地直売』をされていますし
購入前にはナントまるごと一個試食も出来ます。
(規格外のものが井戸水脇に置いてあります)

飛騨路へお越しの際は是非とも足を伸ばしていただきたい
今が盛りの“桃源郷”です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です