豆まきの呪文

今日は節分、
氏神様である気多若宮神社でも恒例の節分祭があります。

昔々、娘たちが神社の舞姫をさせていただいていたころ
7000人ものお読み上げがあり 初めて体験する娘たちは
何やら呪文のような 長い長い口上にぐったりだったことが
懐かしく思い出されます。

神社でもお寺でも何か行事があると
こうした中にこそ 私たちの営みが深く繋がっていることを
つくづくとあらためて考えさせられます。

 

豆をまくのは今夜、まえにも書いたことがあるかもしれませんが
我が家の豆まきはちょっと変わっているようです。

「鬼は外。福は内。」
と言いながら豆を撒くまでは”一般的”なスタイルなのですが
その後ろで一人お付きのものが、すりこぎをすり鉢でする真似をしながら

「ごもっとも。ごもっとも。」
と後付けすること。

飛騨スタンダードはこういうものだと思って
深く考えておりませんでしたが
いつぞや スタッフの数人に改めて聞いてみると
そんな習慣は知らない、と口を揃えます💦

 

とはいえ 母の時代もそうだったとのことで
かれこれ 70年当館ではこのスタイル。

みなさんのお宅では どんな風に豆をまきますか?