食の体験祭り

飛騨市には国の土地改良事業の一環として 
中野部落に酪農団地があります。

この取り組みは 昭和30年代から続き 
酪農経営は紆余曲折を経て今日に至っていますが そんな中 
中野部落の水田を守って生きたいと考える『朝霧ファーム』のグループと
酪農農家の方たちが一体となり 
子供たちに「食」の大切さを伝えようとイベントを企画しました。

お忙しい中基調講演に来てくださったのは 熊谷喜八さん。
料理人としての才能に満ち、かつ卓越した経営者感覚を発揮する喜八さんですが 
食育という分野においても『食の大切さ』を伝えるための活動を
全国各地でしていらっしゃいます。

今回は「塩豚肉の日本酒蒸し」や「蒸し鶏のパスタ」を実演、
また試食会では飛騨ではおなじみの「あぶらえ(えごま)」を使った
オリジナルソースを味わうことが出来ます。

熊谷喜八さんは銀座東急ホテルの料理長を務めたあと、
渡仏してマキシムドパリをはじめ名立たる料理店で技を磨き帰国されました。 
正統派フレンチの技量を持った熊谷さんがなぜ、
「無国籍」と呼ばれる料理を作るに至ったのかじつに興味深いところです。

それはさておき 
昨日は当館にて主催者代表の牧成舎さんや中野野方を交えて食事会がありました。
お世辞とはいえ 当館の室礼やお料理を大変お褒め頂き うれしかったです。

本日まもなく始まる基調講演。
行ってきま~す。


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