曲がったことが大嫌い??

長雨の影響で農作物のお値段が上がっているとのこと。

需給バランスの是正により価格高騰を抑えたい、という主旨で
曲がったり形の悪かったりする『規格外品』を市場に卸すように
勧告?があったとか。。。

数年前の天候不順の折にもそのような措置があったらしいのですが
逆にいうと結局はこういう“緊急時”にしか
いわゆる『不揃いな野菜たち(果実たち)』は
表舞台に立てないということなのでしょうか。

当館でも小さいながらも
昨年からの無農薬自家農園を運営して思ったことは
見栄えの良い形の揃ったものを作ろうと思うと
+αの多大な努力が必要となってくるということです。

そして、それでも勿論思い通りに全部がいくわけではないということです。

うちでは皆のまかないにしたり
朝採れをロビーに並べてご自由に召し上がっていただいたり
『商品』として以外の用途には事欠きませんので問題はないのですが
大量に業として栽培されている農家の皆さん方は
どうされているのでしょう。

果物やトマトに関しては
(かなり安価な料金で引き取られ)ジュースになると聞いたことはありますが
それ以外の“汗”の結晶は文字通り「畑の肥やし」になってしまうのでしょうか。

食料自給率がどうとかいう以前に
その辺りの矛盾をどうにかしなければいけないのではないか
と生意気に思ったりします。

こういった天候不順による“緊急措置”を
喉元過ぎれば、、、、にすることなく
不幸中の幸いにすべく
消費者、生産者、そして私達のような中間提供者の
うわべだけではない抜本的な意識を変えなくてはいけないのでしょうね。

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