そしていよいよ、いざ金沢へ!
ほろ酔い加減の私はすっかり車中で熟睡zzzzzz
「金沢着いたよ!」と言われるまでの1時間。
長女の膝枕でよい気持ちでした。
さて次に赴いたのは、私が2年強修行させていただいていた
『つる幸』さん
巣立ってから早13年。
その間、旦那さんや女将さんには
お茶のお仲間のご旅行やら
同級生のご旅行やらで
当館にはお越しいただいているものの
私は約10年ぶりの“里帰り”?
お店の周辺も様変わりで
昔は細い路地に佇んでいたところが
道路拡張の煽りを受けて信号機のある大きな道沿いになってしまっていて
ちょっぴり迷ってしまいましたが
敷居を跨ぐと当時のままの落ち着いた赴きで
本当に懐かしく感じました。
おしゃべりに夢中になって
気が付くとあっという間に1時間。
コンサートの開場時間は間もなくです。
その楽しいひとときの間、お店のスタッフさんは
突然の珍客?にも関わらず
皐月とはいえ、少し汗ばむ陽気に
冷えたお絞りに煎茶でのお出迎え
→
頃合を見て水の物
→
そしてお薄と続き
→
出立しなければならない頃にほうじ茶、と絶妙のタイミング。
こんなことを指示されなくても
すんなりおやりになるつる幸さんの底深い懐を改めて体感しました。
室礼は勿論、床から庭から、部屋の隅々まで行き届いていらっしゃるのは
言うまでもありません。
(私もその昔は徹底的に“やらされて”ましたので)
今度、いつか?は食都 金沢にあって随一と謳われる
つる幸さんのお料理含めてゆっくりと頂きに伺おうと決意を新た?にして
駅前の音楽堂へと向かったのでした。