七十二候 腐草為蛍 くれたるくさほたるとなる
飛騨ではまだまだですが 暦の上では蛍が光り始めるころ。
暗闇の中、青白く蛍が飛び回る姿は、蒸し暑い夜に涼を与えてくれます。
「腐草」と書くのは、蛍が腐りかけた草の下にいることや、腐った草が蛍に生まれ変わるという意味を表すのだそうです。
今年はまれにない 早い梅雨入りとなりました。
日本は雨の多い国ですが その雨一つ一つにも名前があるなんて 何て粋だろうと思いませんか。
梅雨の時期の憂鬱な長雨は五月雨
ひでりが続いた後のうれしい雨は喜雨
ゲリラ豪雨や夕立は神立
雨の日でも館内で本を読んだり ぼーっと景色を眺めたり 骨休めのひと時にお越しください。