菖蒲園、間もなく見頃です

今年も涼しげな『花菖蒲』のプラントが届きました。

白壁土蔵の立ち並ぶ瀬戸川沿いや 造り酒屋の通りの壱之町、
古川駅に祭り会館いたるところで 初夏の演出をしてくれています。

皆さんも「いずれがあやめ、かきつばた」という言葉を聞いたことありますね。
更に加えて 花菖蒲も見分けが難しいものです。
 
ちなみに「あやめ」と「しょうぶ」はどちらも漢字で書くと「菖蒲」ということ 
ご存知でしたか?
漢字は同じでも菖蒲(アヤメ)と菖蒲(ショウブ)は別物 さらに花菖蒲も別物。
そのうえ杜若(カキツバタ)が加わって4つ巴となり さらに混乱します。

植物図鑑によると「花菖蒲」「あやめ」「かきつばた」は
すべてアヤメ科アヤメ属だから皆同じ仲間で極めて近い関係なのですが 
菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科で別物。
葉が似ているだけで ガマの穂みたいな黄色い花が咲きます。

そもそも それらの花名の由来は
花菖蒲は 葉が菖蒲に似ていて花を咲かせるから。
あやめは 細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様だから。
杜若は かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、
つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの

だそうです。

それじゃあ どうやって見分けるの?となると かなり難しいようではございますが
こんなサイトを見つけました。

静岡掛川の加茂花菖蒲園さんのサイト。比較写真もあります。
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/miwake.htm

当館の花菖蒲 蕾がだんだん膨らんできました。
ちなみに 下は昨年の写真です。
花菖蒲

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