八ツ三館の雛祭り

今年も総出で準備した館内のお雛様達もようやく勢ぞろいいたしました。

飛騨の桃の節句は4月3日、
1年の間で最も華やかな館内でお出迎え致します。

ご存知の方もいらっしゃい思いますが
私で八代目となる八ツ三館は 代々女系家族。

大女将は一人娘、
私は三人姉妹の長女、
若女将は2人姉妹の長女。。。。
万世一系?だったのは初代と六代目だけ、というかなりの筋金入りなのです。

そんな女系旅館の特徴が 如実に現れるのが、雛祭♪

江戸の安政年間に創業した当館は明治後期の古川大火で一度「灰」になり
その後、明治38年に再建した本館を中心に
今でも往時のたたずまいを伝えておりますが
お雛様たちも、その頃のモノから、大正、昭和、平成と
各時代の女衆にまつわる人形が所狭しとひしめき合っております。

年に一度のことですが 館内をお雛様に模様替えすると
まだまだ雪深い飛騨にも 春が来たかのように華やかになります。

「もう家には飾らないから 八ツ三館で飾って~」
と譲り受けるお雛様も多くその数100体は悠に超えているのではないかと!

飛騨の雛祭りは4月3日です
年に一度のハレのお雛様達をぜひこの機会にご覧いただければと思います😊

期間 3月3日~4月3日
時間 11:00~14:30
料金 1000円(二十四のコーヒーチケット付き)
※二十四は水・木が定休日です