今年も蛍が飛び交う時期になりました。
当館でも一昨日から皆様をお連れしております。
闇夜に乱舞する光景は、いつもながら幻想的ですね。
蛍は、初夏の風物詩として古くから親しまれ、日本書紀や源氏物語等にも登場しています。
日本でなじみのあるのは、「源氏ボタル」、「平家ボタル」「ヒメホタル」ですが 約40種いると言われています。
ゲンジボタルは光る習性から光源氏が連想されたという説や 平家ボタルはゲンジボタルよりも小型で光も弱いことから 源氏と対比させて鎌倉時代からそのように呼ばれているといった説があるそうです。
そして今日、環境保護が地球レベルの課題になった今では、蛍はきれいで、豊かな、自然の象徴になりました。
今日からしばらくはあいにくの雨予報でお連れできないかもしれませんが 夏の風物詩を飛騨でご覧いただければ幸いです。