八ツ三館のこころ
八ツ三館のこころ
八ツ三館は飛騨古川とともに。。。
温故知新を大切に、 飛騨びとが営む里山を楽しんでいただく・・・
八ツ三館では、お客様が「飛騨の自然」や「飛騨びとの営み」に触れながら自らを見つめ直し心が豊かになっていく機会を提供したいと思っております。
お客様みな様が、飛騨古川にご縁のある方。
ここでいろんな体験をして幸せを感じていただきたい。
実際に街並みを歩き飛騨びとと触れ合うもよし。
また、散策に出かけることのない方も館内の室礼で飛騨の営みや季節を感じる時をお過ごしいただく。
館内は「招月楼」、「観月楼」 「光月楼」と迷路のように入り組んでおります。
露天風呂や、ライブラリー、「招月楼」に行けば100年以上前に建築された明治時代の風情を感じたり・・・
お楽しみの食事は、個室料亭でのんびり気兼ねなくお楽しみください。
飛騨の農家さんや当館の農園で収穫された食材による「飛騨の晩餐」が繰り広げられます。
飛騨びとの素朴な人々の優しさに触れ、小さな感動をいくつも体験し、
優しい気持ちになってお帰りになる。
八ツ三館で 飛騨の営みをお感じください。
時代を色濃く残した客室
館内そのものが飛騨びとが大切にしてきた伝統の技。
八ツ三館の特徴は、お部屋を3種類からお選びいただけることです。
「招月楼」は宮大工が建てた国指定登録有形文化財。
また、すべての建物の材料には贅を尽くしております。
『招月楼』は5室。
すべて間取りが異なりますのでお好みのお部屋をお申し付けください。
冬は炬燵が大変よろこばれています。
「観月楼」は 和の色をテーマにした2階の6部屋と大きな客室展望風呂のある3階の3部屋。
食事処や湯殿にいちばん近く、お足の悪い方も安心してお寛ぎいただけます。
『光月楼』は半露天風呂付き客室3部屋と貴賓室1室。
当館でもっとも贅を尽くした数寄屋造りの建物。
こちらもすべて内装、間取りが違いますのでご予約の際はご相談ください。
山間の澄んだおいしい空気。お風呂から見上げる星空。
鳥の声を聞きながらのモーニングコーヒー。
あなたは、どの部屋でお過ごしになりますか?
流葉温泉から運ばれる天然温泉
残念ながら飛騨古川には温泉地としての歴史はございません。八ツ三館の湯殿は車で20分ほどの距離にある流葉温泉から運んできております。
アルカリ性単純泉の効能により、肌の角質を取り美肌効果が期待できます。また刺激が強い成分を含んでいない為、体に優しく高齢者の方にも安心してお入り頂けます。
大浴場せせらぎの湯は7代目当主手づくりの庭園とともに飛騨の四季をお楽しみいただけます。また 季節ごとに色々なものを浮かべたイベント湯、女性限定のバラ風呂 酒粕を湯に溶かしたどぶろく風呂などさまざま湯をお楽しみください。
季節を楽しむ 当館の職人が作る料理の数々
5人の職人が創る美しい創作料理。
飛騨の素材を日々見直し、新しいものに挑戦をする秋田総料理長を筆頭に、早い手さばきと繊細な味付けを得意とする板前、実直に誠実に料理と向かい合う板前、新しいものに果敢に挑む板前など。
日々の挑戦を忘れず、丁寧に旬の食材を調理しております。
食材も飛騨の農家さんや、スタッフと共に営む八ツ三農園からとれた野菜など、飛騨の野菜が盛り沢山です。
料理の内容、器選び、お料理の提供の方法などは、私どもはじめスタッフ全員で考案しております。
飛騨牛は、地元飛騨古川で生まれ古川で育ったものだけブロックのまま古里精肉店から届き、部位ごとにきれいに掃除をし提供します。
その甘味と柔らかさは感動ものです。
女将が厳選するリラクゼーションの数々
安心、息抜き、ホッとする心の瞬間・・・ ゆったりとのんびりとお時間をお過ごしください。 アロマオイルエステは痩身とリフレクソロジー。
13種類の薬草を布で包み(薬玉)蒸したこの薬玉を体にあてながら全身をほぐすハーブボールエステは痩身、フェイシャル、フットマッサージ。また男性も体験できる通常の指圧マッサージや足圧マッサージもございます。
五感で感じる八ツ三館の歴史
8代続く八ツ三館。
江戸の末期 越中八尾からこの地に参った三五郎がこの地で宿を始めました。
屋号は初代の出身地である八尾の「八」と名前の「三」をとって八ツ三(やつさん)として宿屋を創業しました。
中でも四代目は時代を先取りし、当時東京で出始めた「電話」にいち早く目をつけ役場よりもはやく導入しました。
現在でも【電話番号1番】という看板が残っております。
また5代目のころには製糸業が盛んで、小説「あぁ野麦峠」でも知られるように多くの女子がこの飛騨の地から野麦峠を超え、信州に出稼ぎに参りました。
当館は飛騨で最北の募集拠点で検番宿としてまた集散の場所としてにぎわいました。
多くの人々の足音が聞こえてくるような八ツ三館の木造2階建ての登録有形文化財がその歴史を物語っております。
毎月模様替えする館内の室礼は、歴史を感じる古美術品や箪笥など、7代目大女将の毎月の楽しみ。
なかでも2月中旬から展示する雛人形は小さな物も入れると100体以上、さまざまな時代と歴史を五感でご堪能くださいませ。
個室料亭で舌鼓
飛騨古川の和ろうそくで誘い
個室料亭「観月」は、昭和59年に新築。また招月楼に付随する個室の食事処は平成13年に改築した建物です。
茶室も含め大小様々な18のお部屋でごゆっくりお食事をお楽しみいただきます。
現在はお客様のご要望が多いイス・テーブル席が主となっておりますが、ご希望がございましたらお座敷でもご用意させていただきますのでお申し付けください。
個室とはいえお隣のお部屋とは襖仕切り、できる限りの配慮を持ってお部屋割りをいたしますが、皆様それぞれがお気持ちよくお食事をお楽しみいただけますようご配慮いただいております。